【スピリチュアル解説】土の時代から風の時代へ【物語シリーズ】

土の時代から風の時代

スピリチュアルの世界には、時代の流れやエネルギー、
星の動きなど、興味深い考え方がたくさんあります。

一方で、それらの言葉や概念は少し複雑で、
知識として頭に入れようとすると分かりにくく感じてしまうこともあります。

私自身、情報を追いかける中で、
理解しようとするほど全体像がぼやけるような感覚を覚えました。
そこで試してみたのが、考え方をそのまま暗記するのではなく、
短い物語にに置き換えて眺めてみるという方法です。

老魔法使いと、その弟子の少女。
知識を教える側と、世界の変化に戸惑いながら耳を傾ける側。
この関係に重ねてみると、難しかった話が不思議と整理されて見えてきました。

この記事では、「土の時代から風の時代の流れ」について、
老魔法使いが弟子の少女に世界の流れを伝えていく、そんな物語の形でまとめています。

主観が入る為「正解な情報」というより、
考えを深めるための、1つの試みとして読んでもらえたら嬉しいです。

街で語られる「時代の変化」という噂

ある日、老魔法使いのお使いで弟子は街へ出かけました。
薬草を無事に納品し、必要な物を買い足そうとしていた時、
街の人たちの会話が耳に入ってきました。

「とうとう土の時代が終わって、風の時代が来たらしいよ」
そう話す人は、どこか浮足立っています。
一方で、不安そうに話を聞いている人もいました。

同じ言葉を聞いているはずなのに、どうしてこんなに反応が違うのだろう。
弟子は不思議に思い、その日の夕食後、老魔法使いに尋ねました。

四つのエレメントと時代の移り変わり

老魔法使いは、世界の流れを「火・土・風・水」という、
四つのエレメントになぞらえて捉える考え方について教えてくれた。
それは占いや予言ではなく、人の価値観や生き方の重心が、
どこに置かれてきたかを整理するための考え方だった。

火の時代の特徴

火の時代は、個の意志や行動力が前面に出た時代だった。
情熱、競争、拡大、何かを成し遂げる力が評価されやすくなった。

・目標や成功への強い意志
・勝ち負けや成果を重視
・速さと勢いが価値になる


火は明るく、遠くからでも見える。
同時に、扱いを誤れば燃え尽きてしまう危うさも持っている。

土の時代の特徴

土の時代は、形あるものに安心を置く価値観が強まった時代だった。
所有、蓄積、安定。
目に見え、触れられるものが信頼の基準になった。

・土地や家、資産
・お金や数字
・肩書きや所属


土は形を保ち、積み重ねることができる。
その反面、抱えすぎると重くなり、動きづらくなる性質もある。

風の時代の特徴

風の時代は、目に見えないものの価値が高まる時代とされる。
情報、言葉、信頼、つながり。
軽やかさと柔軟さが生きやすさにつながる。

・人との関係性
・知恵や経験
・伝え方や姿勢


風は掴めないが、確かに届く。
その流れに乗れる者は軽く、土に深く根を張りすぎた者は不安を覚えやすい。

水の時代の特徴

水の時代は、感情や共同体を重んじる傾向が強かった時代とされる。
人は血縁や土地、集団の中で生き、流れに身を任せることが多かった。

・情や縁を大切にする
・集団の調和が優先される
・個よりも全体が重視される


水は形を持たず、器に従う。
その性質は、人が環境や立場に合わせて生きる姿と重なる。

なぜ受け取り方に差が出るのか

老魔法使いは、今を一つの時代が終わり、次が始まった瞬間だとは考えていなかった。
むしろ、土の価値観が揺らぎ、風の要素が混ざり始めた移行期だと捉えていた。

・形ある安定が、以前ほど絶対ではなくなっている
・同時に、目に見えないつながりだけでは不安も残る

そのため、人によって反応が大きく分かれる。

・風の要素に慣れている者は、軽さを感じる
・土に重心を置いてきた者は、足場を失った感覚になる

混乱や浮足立ちが生まれるのは、この二つが同時に存在しているからだった。

老魔法使いが重視していた視点

老魔法使いは、どの時代やエレメントが優れているかを論じることを避けていた。
重要なのは、偏らないことだった。

・土は、暮らしを支える基盤
・風は、世界とつながる流れ

どちらか一方に寄れば、必ず歪みが生じる。
だからこそ、「今は何を大切にし、何を軽くする時期なのか」
弟子には、これらを見極める目を持つことを求められていた。

土の時代から風の時代へ ― 今語られている時代観の整理

今回は社会や価値観の大きな流れを、
西洋占星術の「火・土・風・水」という4つのエレメントで
捉える考え方についてまとめました。

約200年続いた「土の時代」は、
物質・所有・安定・目に見える成果を重視する価値観が中心でした。

現在はその流れがゆるみ、「風の時代」へと移行する過程にあるとされています。
風の時代では、情報・言葉・つながり・柔軟さ・軽やかな選択が重要視されやすくなります。

この変化は良し悪しを決めるものではなく、
人それぞれ、受け取り方を見直す時期が来たんだなと考えて向き合ってみましょう。

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